工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. Special Contents - PR - ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 あなたにおすすめ 離れた場所のミュージシャンをつなぐリモート合奏。ヤマハと取り組む未来の演奏の形 PR(ソフトバンク株式会社) 3σと不良品発生の確率を予測する「標準正規分布表」 ホンダが全固体電池のパイロットラインを公開、2025年1月稼働 スバルの次世代アイサイトはイメージセンサーから作り込む 東芝と理研が量子コンピュータ新素子を性能実証「100m走で9秒7台レベルの快挙」 核融合炉発電実現に向けた多様なアプローチ 核融合ベンチャーの動向 「自分は大丈夫と思ってない?」 スマホ詐欺などからあなたを守るセキュリティ対策|... PR(ソフトバンク株式会社) 半導体精密洗浄事業でパーツ洗浄の需要拡大に対応、工場の新設や増強を決定 冷蔵庫を作り続けて80年、日立GLS栃木事業所の現在地 今日から簡単に始められる! 新時代のAI検索エンジン「Perplexity」の基... PR(ソフトバンク株式会社) Recommended by Special Contents - PR - プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ TechFactory ホワイトペーパー新着情報 クラウドの設定ミスが攻撃者の標的に、「悪用されがちな7つのミス」とその対策 2024年版脅威ハンティングレポート:急増する“対話型侵入”をどう防ぐ? DX推進やAI活用の基盤として重要、いま求められるITインフラの要件とは? Boxが複雑なプロジェクト管理を“コーヒーが冷めないうちに”片付けられる理由 5G時代に安全で遅延のない映像伝送を、エッジコンピューティングサービスの実力 印刷/保存 連載通知 製造マネジメント スポンサーからのお知らせ - PR - 「BMS用ICはどれも同じ」は間違い!? バッテリー機器の信頼性を上げる新製品 セルフサービスの利用で大型/重量貨物の航空輸送を短期化 Special Contents 1 - PR - 車載システムで増え続けるインタフェースをどう扱う? TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. Special Contents - PR - ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 あなたにおすすめ 離れた場所のミュージシャンをつなぐリモート合奏。ヤマハと取り組む未来の演奏の形 PR(ソフトバンク株式会社) 3σと不良品発生の確率を予測する「標準正規分布表」 ホンダが全固体電池のパイロットラインを公開、2025年1月稼働 スバルの次世代アイサイトはイメージセンサーから作り込む 東芝と理研が量子コンピュータ新素子を性能実証「100m走で9秒7台レベルの快挙」 核融合炉発電実現に向けた多様なアプローチ 核融合ベンチャーの動向 「自分は大丈夫と思ってない?」 スマホ詐欺などからあなたを守るセキュリティ対策|... PR(ソフトバンク株式会社) 半導体精密洗浄事業でパーツ洗浄の需要拡大に対応、工場の新設や増強を決定 冷蔵庫を作り続けて80年、日立GLS栃木事業所の現在地 今日から簡単に始められる! 新時代のAI検索エンジン「Perplexity」の基... PR(ソフトバンク株式会社) Recommended by Special Contents - PR - プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ TechFactory ホワイトペーパー新着情報 クラウドの設定ミスが攻撃者の標的に、「悪用されがちな7つのミス」とその対策 2024年版脅威ハンティングレポート:急増する“対話型侵入”をどう防ぐ? DX推進やAI活用の基盤として重要、いま求められるITインフラの要件とは? Boxが複雑なプロジェクト管理を“コーヒーが冷めないうちに”片付けられる理由 5G時代に安全で遅延のない映像伝送を、エッジコンピューティングサービスの実力 印刷/保存 連載通知 製造マネジメント スポンサーからのお知らせ - PR - 「BMS用ICはどれも同じ」は間違い!? バッテリー機器の信頼性を上げる新製品 セルフサービスの利用で大型/重量貨物の航空輸送を短期化 Special Contents 1 - PR - 車載システムで増え続けるインタフェースをどう扱う? TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. Special Contents - PR - ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 あなたにおすすめ 離れた場所のミュージシャンをつなぐリモート合奏。ヤマハと取り組む未来の演奏の形 PR(ソフトバンク株式会社) 3σと不良品発生の確率を予測する「標準正規分布表」 ホンダが全固体電池のパイロットラインを公開、2025年1月稼働 スバルの次世代アイサイトはイメージセンサーから作り込む 東芝と理研が量子コンピュータ新素子を性能実証「100m走で9秒7台レベルの快挙」 核融合炉発電実現に向けた多様なアプローチ 核融合ベンチャーの動向 「自分は大丈夫と思ってない?」 スマホ詐欺などからあなたを守るセキュリティ対策|... PR(ソフトバンク株式会社) 半導体精密洗浄事業でパーツ洗浄の需要拡大に対応、工場の新設や増強を決定 冷蔵庫を作り続けて80年、日立GLS栃木事業所の現在地 今日から簡単に始められる! 新時代のAI検索エンジン「Perplexity」の基... PR(ソフトバンク株式会社) Recommended by Special Contents - PR - プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ TechFactory ホワイトペーパー新着情報 クラウドの設定ミスが攻撃者の標的に、「悪用されがちな7つのミス」とその対策 2024年版脅威ハンティングレポート:急増する“対話型侵入”をどう防ぐ? DX推進やAI活用の基盤として重要、いま求められるITインフラの要件とは? Boxが複雑なプロジェクト管理を“コーヒーが冷めないうちに”片付けられる理由 5G時代に安全で遅延のない映像伝送を、エッジコンピューティングサービスの実力 印刷/保存 連載通知 製造マネジメント スポンサーからのお知らせ - PR - 「BMS用ICはどれも同じ」は間違い!? バッテリー機器の信頼性を上げる新製品 セルフサービスの利用で大型/重量貨物の航空輸送を短期化 Special Contents 1 - PR - 車載システムで増え続けるインタフェースをどう扱う? TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. 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TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. 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TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. 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TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. 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TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. 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TIが示す解決策とは バッテリーの信頼性を左右するBMS用ICは保護機能の充実度で選ぶ New! ドアツードアの航空輸送がもたらす価値と信頼 価格とのバランスにも納得 » Special 一覧 Special Contents 2 - PR - ノーコードでPLDを開発できる! 概念設計から試作までをわずか数分に短縮 新たなオーディオアンプの定番へ PWMで直接スピーカーを駆動できるNA1150 » Special 一覧 Special Site - PR - スマート/コネクテッド/セキュアを実現する組込制御ソリューションプロバイダ プロダクト×OT×ITのつながりが革新を生み出す、製造と物流の課題を解決へ Pickup Contents - PR - いつまで紙やExcelで情報共有するの? クラウドERPが変える中堅製造業の未来 事業リスクから逆算する工場セキュリティ リコーグループのエトリアの場合 コーナーリンク デジタルツインを実現するCAEの真価 「つながるクルマ」 製造マネジメントの記事ランキング ニワトリが先のアプローチでIoT導入、まずはラズパイで生産管理指標を可視化せよ 島津製作所は標準化を武器に、知財と組み合わせてトップシェアの製品も 最近謎のカタカナ社名の会社が増えている 日本の「働く人」はどれくらいいる? 50年間の就業者数変化から見えること 生産領域のDXに踏み出す三菱マテリアル 「ぎりぎりの現場」でどう改革を進めるか 品質管理に必須の統計的手法「X-R管理図」「P管理図」の作り方 楽天、東京都晴海周辺で自動配送ロボットによる商品配送サービス提供開始 目指すは“グローバルOne調達” オリンパスが加速させるSCM組織の改革 ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で SCM改革で、経営層と現場が見ている景色は結構違う よく読まれている編集記者コラム 3Dプリンタは本当にダメなのか? 急にAIベンダーが日本を重視し始めた理由 TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復 ≫ 編集後記一覧 RSSフィード MONOist 組み込み開発 モビリティ メカ設計 製造マネジメント 実装設計 中小製造業 キャリア FA MONOistについて メディアガイド Media Guide (English) よくあるお問い合わせ お問い合わせ 広告について MONOist Specialへ 利用規約 サイトマップ 会員メニュー 新規読者登録(電子版登録) 登録内容変更 公式SNS Facebook X アイティメディア株式会社ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。 メディア一覧 | 公式SNS | 広告案内 | お問い合わせ | プライバシーポリシー | RSS | 運営会社 | 採用情報 | 推奨環境工程別: 組み込み開発 メカ設計 FA 製造マネジメント 物流 R&D キャリア 産業別: モビリティ 素材/化学 医療機器 ロボット 電機 産業機械 食品・薬品・衣料品 中小製造業 脱炭素 サステナ設計 IoT 製造AI エッジ逆襲 品質 展示会 特集 ebook メルマガ 告知 マイページ 検索 検索 MONOist > 製造マネジメント > ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度... ソニーGが過去最高の売上高と利益を達成、2023年度は慎重な見通し 製造マネジメントニュース ソニーグループは2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 2023年05月01日 06時30分 公開 [三島一孝,MONOist] 印刷する 通知する 見る Share 0 ソニーグループは2023年4月28日、2023年3月期(2022年度)の連結業績を発表。売上高および営業利益ともに過去最高を更新する好業績を達成した。 photo ソニーグループの業績推移[クリックで拡大]出所:ソニーグループの決算資料からMONOist編集部が作成 売上高と営業利益ともに過去最高を達成 ソニーグループの2022年度連結業績は、売上高が前年度比16%増の11兆5398億円、営業利益が同59億円増の1兆2082億円となり、いずれも過去最高だった2021年度業績を更新した。税引き前利益は同6%増の1兆1803億円、当期純利益は同6%増の9371億円となった。為替変動や地政学的問題、家電事業やスマホ端末事業の市場環境の変動など、不透明な状況も生まれていたが、これらの影響を最小限に抑え、全ての事業で手堅く利益を生み出している。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ photo ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏 セグメント別では、ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS分野)は為替の影響や家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」ハードウェアの販売が増えたことで売上高は前年度比33%増の3兆6446億円となり、大幅な増収となった。一方で営業利益は、ゲームソフトウェア開発費の増加や買収費用の計上などがあったため、同28%減となる2500億円となり、減益となった。 2022年度第4四半期のPS5ハードウェアの販売台数は過去のソニーグループの家庭用ゲーム機ハードウェアの販売台数としては四半期で最大となる630万台となった。これにより2022年度通期での販売台数は1910万台となっている。ソニーグループ 代表執行役 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹氏は「PS5の販売増がエンゲージメント指標にも表れており、3月のPS全体の月間アクティブユーザーは前年同月比で230万アカウントの増加となっている」と語る。PS5の2023年度の販売はソニーグループのゲーム機として過去最大となる2500万台を目指しているという。 photo G&NS分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 家電製品を中心としたエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野(ET&S分野)は、テレビの販売台数減少によるマイナス影響はあったものの、デジタルカメラが好調で売上高は前年度比6%増の2兆4760億円となった。一方で、営業利益は、テレビの販売減による利益圧迫が大きく同16%減の1795億円となった。 十時氏は「2022年度は、厳しい事業環境の中、オペレーションの強化と費用コントロールの徹底で、分野全体ではほぼ期初の計画通りの利益を達成できた。2023年度については、景気減速などのリスクを厳しく見込む。営業利益は、特に事業環境の厳しいテレビ、スマートフォン端末での固定費削減を進め、前年度と同水準を維持する計画としている」と方向性について述べる。また、事業構造強靭化に向けては、既存事業の収益性に加え、新たな成長軸となる事業を育成していく方針だ。「成長領域の取り組みは事業説明会で説明する予定だ」(十時氏)。 photo ET&S分野の業績[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ イメージセンサーを中心とした、イメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS分野)は、主に為替の影響やモバイル機器向けイメージセンサーの増収により、前年度比30%増の1兆4022億円となった。営業利益も為替の影響と増収効果で同36%増の2122億円となった。 事業環境について十時氏は「2022年度第4四半期は中国を中心にスマートフォン端末市場が想定よりも落ち込んだ。2023年度も事業環境は非常に不安定だと認識しており、営業利益見通しは上半期の需要低迷の継続を織り込んだものとしている。ただ一方で、当社はモバイルセンサーの大判化や高画質化、高性能化のトレンドをけん引しており、大判1インチセンサーを搭載した中国メーカーのフラグシップモデルがこれから次々と市場に投入される。高付加価値化のリーディングポジションを強固にすることで、2024年度以降に市場回復が本格化した段階で、再度成長を加速できる事業基盤を構築する」と考えを述べている。 photophoto I&SS分野の業績(左)とイメージセンサー市場での金額ベースシェア(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ 2023年度の通期業績見通しについては、2022年度実績に比べて抑えた目標とした。売上高は前年度比微減の11兆5000億円、営業利益が同3%減の1兆1700億円、税引き前利益が同3%減の1兆1400億円、当期純利益が同10%減の8400億円としている。 十時氏は「2023年度は不安定な事業環境の中、足元のリスクマネジメントに重点を置き、現中期経営計画の目標達成に向けた総仕上げを進める年度だと位置付けている。さらに、次期中期経営計画については、中長期的な事業成長をより強く意識しつつ利益成長とのバランスも取った内容とできるよう、しっかりと準備を進めている」と語っている。 photophoto ソニーグループの2022年度の連結業績(左)とセグメント別業績(右)[クリックで拡大] 出所:ソニーグループ ≫「製造マネジメントニュース」のバックナンバー この連載を「連載記事アラート」に登録する おすすめホワイトペーパー 製造業DXで日本は欧州から何を学び、何を学ばなくてよいか アサヒビールがR&Dに生成AIを導入した2つの狙い 株式非公開化進める東芝、経営迷走の経緯を振り返る 開発の進捗から中止まで「SpaceJet」を振り返る 関連記事 ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定ソニーGはメタバースとモビリティへ成長領域展開、自動車は3つの対象分野を設定 ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資ソニーGが営業利益1兆円突破、イメージセンサーでは新たに2000億円の設備投資 センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立センシング、AI、デジタルで革新的な研究を、ソニーGが「ソニーリサーチ」設立 ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格ソニーグループは2トップ体制に、CFOの十時裕樹氏が社長 COOに昇格 ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表ソニーホンダの新型車はエンタメ空間に、Epic Gamesと協業を発表 関連リンク ソニーグループ 製造マネジメントMONOist トップ Copyright © ITmedia, Inc. 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